【コラム】髪の毛一本混ざってもわかる口の中は繊細だという話
おはようございます☀️院長の成瀬真子です。(2022年5月25日水曜日)
昨日、診療後、自分の歯列矯正後の固定の針金が外れてしまって違和感が酷く、
自分でなおすしかなく、とても大変な思いをしました(笑)
なおしたのは、ほんの1ミリ程度の針金をカットして角を整えただけです。
1ミリ変わるだけで、お口の中では大事件なのです。
さて、このお口の中の違和感の話なのですが、どの程度の厚みやサイズのものから違和感を感じるようになると思うのでしょうか?
難しいですね・・・・・でも。みなさん感覚的にわかるはずです。
食事中、何かをガリっと噛んでしまい、焦った事はどなたでもあるかと思います。
何を間違えて噛んでしまったのだろう・・・・と思ったら、食品に混ざって誤って噛んでしまった小さな小石だった、という事や、お肉やお魚に混ざった小さな骨だった・・・・
こんな事はよくある事ですよね。
これらを見てみると2mmあるかないか、、、間違っても1cmもないと思うのです。
また、1mm程度のものでもお口の中で噛んでみると異物感は十分に感じられるものです。
では、髪の毛はどうでしょうか?
・・・・・・・→髪の毛を噛んでも、わかりますよね😳
髪の毛は太さにして0.1mm程度です。
0.1mmの変化にも気付くのですから、お口の中の感覚はとても敏感ですよね。
わたし達が患者様の噛み合わせ調整をするのに、赤や青の紙を噛んで頂き、調整する事が多いのですが、
あの紙の厚みが0.03〜0.04mm程度のものが多く、とても繊細な調整をしているので、最後は、必ず
「違和感はありますか?」とお尋ねするのは、ご本人のより鋭敏な感覚が最後には一番大事になるからです。
ここに関わっているのは・・・・とっても話が長くなってしまいますので、また今度👋
あまりたくさん聞かれるとわからなくなってしまうかと思いますが、繰り返し聞いたり、日を隔てて微調整をしていく中でわかってくることもあると思うので、小さな違和感はどんなものでもおっしゃっていただけると、
調整もスムーズにいくと思います。
「こんなに言ったら、面倒かな?」とお気遣いいただく患者様も多いのですが、我々も0.1mm以下のものを調整していますので、小さい情報は何でもくださるととってもやりやすく助かるので、何でもおっしゃって下さると幸いです♪
今日も良い1日となりますように♪