旅行先で調子が悪くなった時
旅行中、突然の歯の痛みに悩まされたことはありませんか?普段はなんともないのに、遠出や飛行機・ホテルで「ズキッ」と来ること、実はよくあるんです。
今回は、旅行中に起こりやすい歯のトラブルとその対処法についてお話しします。
よくあるケースは、冷たいものを食べた時のしみや痛み、飛行機内や高地で起こるズキズキ(航空性歯痛)、詰め物が取れる・グラグラする、親知らずの急な腫れなど。さらに、環境の変化やストレスで顎関節に違和感を覚える人もいます。
そんな時のために、旅行前に以下の3つを準備しておくと安心です。
・普段から気になる部分があれば出発前にチェックしておく
・痛み止めを携帯
・デンタルフロス・うがい薬などの携帯用ケアセットを用意
もし旅行中に痛みが出た場合は、まずは無理せず安静に。
・軽いうずきやしみであれば、清潔な状態を保ち、痛み止めで様子を見る
・詰め物が取れた場合は、誤飲に注意して保管し、無理に戻さない
・腫れて熱感がある場合は冷やし、強く押さえたり触ったりしない。
絶対に避けたいのが、市販の接着剤で詰め物を戻すこと。
成分が粘膜を傷めることがあり、かえって悪化する原因に。
痛みが強い場合は、休日診療所など現地の情報を調べておくと安心です。
また、次のような症状がある場合は、帰宅後すぐに歯科受診をおすすめします。
・夜眠れないほどの強い痛み
・顔が腫れてきた
・膿や出血がある
・噛むと激痛が走る
楽しい旅を台無しにしないためにも、「もしも」に備えておくことが大切。ちょっとした準備と知識が、旅先でのトラブル回避につながります。
こちらは国内旅行や短期旅行向きですが、次回以降で海外旅行編もご案内いたしますね。
今日も良い一日をお過ごしくださいね🎵