知覚過敏症の治療は具体的に何があるの?
本日より5月です。
年々この傾向にあると思いますが、いきなり夏になりますね。
皆様いかがお過ごしでしょうか?いきなり暑くなるのも相まって、冷たいものを召し上がる機会も多くなることと思いますが、
それに伴い、知覚過敏かも?と思われる方が多く来院するように思います。
以前こちらでもご紹介しましたね。→象牙質知覚過敏症について
今回は、具体的治療法について簡単にお話いたします。
治療法には大きく2つあり、
1つは「歯を強くする」方法。
フッ素や硝酸カリウムを含む歯磨き粉で神経への刺激伝達を抑えたり、歯科医院で薬剤を塗布して象牙質を強化する処置が一般的です。
もう1つは「外側を補強して守る」方法。
露出した象牙質に樹脂を詰めたり、歯茎が下がって露出した歯根を補強する処置を行います。
中でも歯根露出が目立つ場合は、保険外診療にはなりますが、歯茎を手術にて歯根を覆う外科的治療もあります。
根本的な改善が期待できる治療ですが、術後の管理や適応の見極めが重要です。
ですが、極力色々避けたいものですね。
普段の生活でも十分予防は可能ですが、起こってしまった症状に対してできることはありますので、
1人で抱え込まず、主治医へご相談の上解決なさると良いですよね🎶
セルフケアとプロのケアをうまく組み合わせて、快適な毎日でありますように。