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ナルセブログBlog

虫歯っ子から脱却する方法

おはようございます。
今日は虫歯予防デーです。
む(6月)し(4日)歯にちなんで、日本歯科医師会が定め、
6月4日〜6月10日までは「歯と口の健康週間」として、歯と口の健康に関する正しい知識、予防に関する適切な習慣の定着を図ることによって健やかに過ごせるよう改めて意識できるきっかけになりましたらと思います。


と、いう難しい文言はさておき、何やってるの?と言うことなのですが、
しっかりとした取り決めなどは特になく、虫歯予防という観点についてお話ししようかと思ってます。


虫歯について話すことは、虫歯がある方にとっては耳の痛い話であると思います😂

かつてはわたしもそうだったのです。

お恥ずかしい話ですが、わたしは、虫歯っ子でした。



5歳のわたしです😂面影しかありませんね😂


虫歯になってしまう原因は単純明快。

あめが大好き、
お菓子が大好き!

だったからです。

でも、幸いにも?
自宅が歯科医院だったので、都度治療ができたので、
なんとか乳歯列期を切り抜ける(?)のですが、

歯科医院の子女はそんなものなのか?

他の先生方の名誉のために言っておきますが、

我が家だけだったと思います。

一つの原因としては、両親が、開業したてでとても忙しかった事と、そんな両親と接する時間が子である私でさえ早朝と夜しかなかったからです。
それ以外はどこにいたのかというと、親戚の家だったのですが、そこには、

たくさんのお菓子や菓子パン、ジュースがありました。(それを取り扱う事業をしていましたからね 笑)

そんな幼少期のわたしは、甘いお菓子、チョコレートに溺れていくわけです😂
それでも、歯磨きはしていなかったのか?⇨していました。
フッ素洗口も予防の手段としてはメジャーで、行っていましたが、それも、
生活習慣に優るものなしという感じで、
着実に虫歯っ子への道を邁進するのでした(笑)

ここで、確認はしておきます。
だからと言って親族に対して言いたい事はなく、忙しい日々をよく育ててくれたなと思っています。
特に、リタイアメント前で、、本当にとにかく忙しかった事と思います。

今は一通り成長期も終え、、乳歯が永久歯に生え変わり、
なんとか過ごしておりますが、だからこそ言えることは、

この習慣が定着していたら、、、、、、
わたしは今ごろもしかしたら歯がないかもしれないという事です😱
(大袈裟ではなく)


実は、同じ歯でも虫歯になりやすい時期やなりにくい時期というものが存在するのですが、その、どの場面においても歯磨きを怠ると、どの時期であっても虫歯になり、しっかり進むのです。



では、私はどうしてこの虫歯っ子時期を突破したのか?


それは間違いなく、歯学部に入学してからです。


私の通う大学は、自分の様に歯科医院の子女が多かったです。

同じ学年の友達や先輩、皆ランチタイムの後は洗面台へ歯磨きへ行きます。

※今は小中学校、高校でもこのような光景は多く見受けられますが、私の過ごした時期では、とりあえずは、ありませんでした。

ここへきて、この様なライフスタイルが当たり前になり、
同時期に歯列矯正を開始したため、さらにその傾向は強くなり、
歯学部で虫歯になる仕組みや、予防法について学んだ上で出た結論ですが、


結局は正しい知識や意思に裏付けられた生活習慣に改善しなければ、予防も意味がないな、
ということがわかりました。


そして、周りの環境が大きいということです。


幼少期、一人っ子であったわたしは、完全に家に一人ということではなかったものの、
ひとり遊び、目の前のお菓子がお友達でした。

そして、当然ですが、正しい知識も何もあるわけはありません😂
幼少期で科学的な知識があったらそれこそ恐ろしいですね。

大学に入り、周りの環境が変わり、知識もついた結果、自分のライフスタイルがいかに虫歯にしやすいものであったのかを痛感したのが20歳頃ですね。

ですので、今、こうして歯科医院を経営し、皆様に虫歯について語っているわけですが、
決して褒められた毎日を送っていたわけでもないということです。



今は、毎食後ブラッシングをし、甘い飲み物はほぼ口にしなくなりました(ワインは別です)。



こんなに簡単な一行ではありますが、これには知識の裏付けは欠かせないと思っております。

そして、周りの友人、先輩方には感謝ですね🫶

多分歯学部に行っていなければ、未だ虫歯っ子だったと思います。



人が変われる瞬間は、誰と会ったか、そして、何に影響されたかだと思っています。

わたしの虫歯っ子は、正しい知識と生活改善で、抜け出すことができたのか、と思っています。


今は、はっきりと言いきることができますが、例え、歯がなくとも、そこから立て直せる方法はいくらでもあります。


そんなお手伝いができるといいな、と虫歯予防デーに思いました。


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