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ナルセブログBlog

【コラム】曲がりかど、の話

こんにちは。
院長の成瀬真子です。
このところコラムの投稿が滞ったのは医院内のソフト面のアップデートをしておりました。
当院のお口のケアにおける、やり方を大幅にアップデートいたしました(詳しくは後ほど)。

今回は歯科から少しずれます。

さて、今回は「曲がりかど」の話です。
何の曲がりかどなのか?というと、皆様は何が思い浮かびますか?
 運命の曲がりかど
 お肌の曲がりかど
などなど。。一般的に変わり目を言う事が多いかと思いますが、身体の事となると加齢をきっかけに状態が変わる事をネガティヴな意味を込めて言われるような印象です。

ではなぜネガティヴなのか?

ずばり、加齢に対する変化ってネガティヴに捉えられがちなんです。
それは、状態が変わる事による軌道修正って、ストレスだからなのではないでしょうか。
例えば、お肌の曲がりかどの話をしますと、
現在私は38歳ですが、20歳の時と比べるとかつて使っていたニキビ治療をしていたようなスキンケアでは今は物足りないですし、今のスキンケアを昔していたら油っぽくてベタベタしていると感じるでしょう。

歯も同じ。10歳頃は虫歯予防のために歯を磨いていたのに、40代を目の前にする私は、歯周病予防のために毎日歯を磨いていると、歳を重ねたなと思う事があります。


先日日間賀島へ行きました。どこでもドアです


ここからは、完全なる私感ですので賛成するも反対するも、どちらでも良いと思いますが、私の考えを述べます。

わたしは、曲がりかどはないと思っています。

その歳、その年代で出来ることは日々変わります。

巷で言う、抗加齢やアンチエイジングというワードを額面通り受け取ると、加齢に抗うと言うことですが、自分の向かいたい方向は抗う事とも少し違う気がしています。

でも当然、肌や髪や歯もその年代で状態が変わりますから、ケアの方法も変えていかなければなりません。

それを、曲がり角と捉えるのか、転機(なんなら好転)と捉えるかで、世界は同じでも見える世界は変わります。

でも、それでも、若さは魅力で、加齢による変化はストレスになり、数年前に戻りたいと思う事は38の現在でもあるし、これから先もっと思うと思うのですが、

そうなった時の対処法も今と5年後では変わると思うのです。

実際は、戻りたい、加齢に抗いたいと思うのに、やり方を変えなければいけないなんて、もう意味不明になってきますね。

でも、それは、1の方法で乗り越えたことを、2の方法でしか対処できなくなった時、1も2も見られるわけですから、結果、視野が広がると言うこととも捉えられないかと思うのです。

当院のキャッチコピーにもあります、一生つきあう、お友達のように歯を労ることは、時に厳しいこともあります。

例えば、抜歯ですね。

抜歯に至るまでの事を書くと、いつまで経っても終わらないコラムになるので割愛しますが、

歯を抜かなければいけない状況は様々ですが、
それに至るまでには美味しいものを食べる手助けをしてもらったわけですから、嫌なものを取り去る感覚よりも、

「おつかれさま」

と声をかける感覚で居られたら、次のステップも前向きに進めると思うのです。

それを曲がり角と捉えるよりも、好転のきっかけぐらいのお手伝いをできたらなと思っております。

全く意味不明な状態になってきましたが、何が申したいかと言うと、加齢に絶望しないでほしいと言う事と、加齢を楽しんでくらいまで無理矢理ポジティブになるべきとも思わないと言う事です。

どの年代でもどんな状態でも出来る事があると言う事とと、それが常に同じではないと言う事ですね。

それでも、自分の中で言うと、20歳の頃に戻りたい、とはいかずとも、35歳くらいの状態にでもなりたいな、なんて思う事は多々あります。(実際そのくらいなら医療が進んでいますので何とかなりますが(笑))
その気持ちは、正直に受け止めて、憂うというよりは、今現在をご機嫌に過ごせる手段を考えて居ますし、提案もできたらと思っております。

曲がり角をターンするより、足元を広く照らしながらご機嫌に歩いていきたいものですね🎵


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