花粉症とお口の不思議な関係
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花粉症の季節になりました🌼
いらっしゃる患者様にもお辛そうな方がちらほらみられるようになりました・・・・
花粉症の症状が出ることにより、鼻詰まりなどの症状の影響で鼻呼吸ができなくなり「口が渇く」「朝起きると口がカラカラ」「口臭が気になる」「歯ぐきが腫れやすい」といった“お口のトラブル”が増えるのをご存じでしょうか。実は、花粉症と歯科は意外なところでつながっています。
鼻が通らないと、無意識に口呼吸になります。すると、お口の中が乾きやすくなり、唾液の量が減ってしまいます。
唾液は「洗い流す」「菌の増えすぎを抑える」「酸を中和する」「粘膜を守る」という機能があり、この唾液が少なくなると、むし歯や歯肉炎が起こりやすくなったり、舌や粘膜がヒリついたり、口内炎ができやすくなることがあります。
さらに、花粉症の治療で使われる抗ヒスタミン薬などは、体質によって口の渇きを強めることがあります。「花粉症の薬を飲み始めてから、口がネバつく気がする」という方は少なくありません。ここまでくると、花粉そのものというより、鼻づまり+薬+乾燥(暖房やマスク生活)が重なってお口の環境を変えてしまう、というのが不思議な関係の正体です。
では、どう対策すればいいのでしょう。ポイントは口を潤すだけでなく、乾きにくい環境を作ることですね。
寝る前の加湿(湿度40〜60%が目安)や、できる範囲で鼻呼吸を助ける工夫(鼻洗浄など)は、夜間の口渇を軽くすることがあります。
日中は水分補給が大切ですが、甘い飲み物を続けるとむし歯リスクが上がるため、基本は水・無糖のお茶がおすすめです。
会話が多い日や就寝時には、口腔用の保湿ジェルやスプレーを使うのも有効です。のど飴を常用する場合は、砂糖入りではなくシュガーレスを選ぶとより良いです。
そして、花粉症の薬で口が乾くと感じる方は、自己判断で中止せず、主治医の先生に相談してみると何か他に良い対策を考えてくださるかもしれませんね。
「口が乾いてむし歯が増えた気がする」「歯ぐきが腫れやすい」「舌がヒリヒリする」「口臭が急に気になる」など、気になる変化が続くときは、歯科受診でチェックするだけでも安心につながります。
花粉症の季節、お口の中でも小さな変化が起きています。鼻や目だけでなく、ぜひお口のサインにも目を向けてみてくださいね。


