【診療時】僕は、手遅れでしょうか?【よくある質問】
みなさまいかがお過ごしでしょうか?
「桜が咲きました」というブログをあげようと思っていたのですが、気が付けばもう当院前の公園の綺麗な桜も葉桜状態です。
昨日は土岐市の小学校の入学式でしたね。
この春ご入学なさる新1年生のみなさま、ご入学おめでとうございます🌸
新年度も始まり心機一転、お口の状態のチェックに来院なさる患者様も多くみえるように思います。
そこでよく尋ねられる質問があります。
「僕はもう手遅れでしょうか?」
お口の不調を抱え不安に思いやっとの思いで来院なさった事でしょう。
「このままではまずいな」と思いつつも先延ばしにしてしまい、このままどうなるのかという不安もあるのかと思います。
この答えには、人それぞれその人の状態によるという事があるのですが、わたしは一貫してお答えしている事があります。
「手遅れという事はありません」
何を言っているのか?と思われた方が多いのではないでしょうか。
例えば、その人の歯がとても痛かったとします。痛くて歯科医院にかかるのが億劫でずっと放置してしまったとします。
どうにもならず来院され、撮ったレントゲンでは歯が割れて、その中が膿がたまり、その歯を抜歯せざるを得なくなっている状況だとします。
こう言ったケースは少なくないのですがそれでもそこからできる事は沢山あります。
手遅れの定義が定かではないのですが、その人がこれからご自身のお口で、美味しく食事をする方法を、個々の段階に応じわたし達はここからいくつか提案でき、患者様ご自身の力で選ぶ事ができるからです。
歯科医院を受診なさる際はとても不安に思われる事が多いと思います。
今の状態からよりよくなる方法を一緒に考えて行く事ができればと考えております。