【コラム】歯科用CTで見えるもの。
今週は、気温が安定しませんが、今日は暑くなりそうですね。(2022年5月19日木曜日)
院長の成瀨真子です。
木曜日ですので今日は休診日ですが、岐阜県歯科医師会にて会議があります。
休みの日も働いているの?とよく言われますが、当然のことながら平日は休診日以外は診療所での仕事が中心となるので、それ以外は休日にこなします。
一日中仕事で詰まっているということはないので、もう慣れてしまった生活スタイルです。
さて、コラムではちょっとした歯科の話を不定期ですがシェアしていこうと思い、今日からはじめました。
(いつまで続くでしょうか・・・😂)
今日は歯科用CTの話です。
当院にいらっしゃる患者様で意外と多いのは、他院の先生からの紹介です。
その中でも多いのは「うちには機械がないので、CT撮影をしてほしい」というような、画像診断の依頼が多いです。
機械の見た目には、普段撮影するレントゲンと変わらないのですが、当院にあるレントゲンの機械ではCT撮影ができるため、レントゲンでは映らない位置や方向の、
歯の亀裂や歯の形
が映るので、普段の治療の中で、改善しない症状があると、レントゲンでは不十分な場合撮影する事があります。
そもそも、CT撮影は、簡単に申し上げると断層撮影とも言い、縦方向、横方向に輪切りにした様子を撮影する事ができるので、レントゲンのように平面的な撮影では写りきらない部分まで撮影が可能になるのです。
先日も、レントゲンでは写りきらない歯の亀裂を撮影し、痛みの原因がはっきりしたところでした。
何か不調があって、改善しない場合、原因がわからないというのが一番不安な事だと思います。
これらを解決する方法として、歯科用CT撮影は、平面的ではなく立体的に撮影ができるので、とても有効なんですね。
CT撮影は、保険適用の検査となりますので、いろいろな条件次第で保険の範囲で検査を受ける事ができます。
自費診療に伴う検査の場合はこの範囲外となりますので、予めご了承くださいね。
今日も良い1日となりますように。